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特定社労士「労働者代理人」の視点

大阪・梅田で「労働紛争解決(あっせん等裁判外紛争解決手続の労働者側代理など)」「就活」「転職」を支援するリクルートグループ出身の特定社会保険労務士が一筆啓上!すべての「働く人」に役立つ知識と知恵をご紹介します。

「ブラック企業大賞」の寿命は短いかもしれない。2014ノミネート企業発表を見て。

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昨日「第3回ブラック企業大賞」のノミネート企業が発表された様です。しかし去年よりは圧倒的にメディアの扱いは小さいですね。

 

もちろん、スポンサー企業から各メディアに圧力もかかっているでしょうけど、この種のアプローチが日本では好まれないという部分、それに加えて後述する様に、企画委員会の「手抜き仕事」ぶりというか「売名的味付け」に嫌気がさしている部分もあるのではないかと思います。

 

ノミネート企業は、株式会社大庄(居酒屋チェーン「日本海庄や」などを展開)、JR西日本西日本旅客鉄道株式会社)、株式会社ヤマダ電機、株式会社A-1Pictures(アニメーション制作会社)、タマホーム株式会社、東京都議会、株式会社リコー、株式会社秋田書店、学校法人智香寺学園正智深谷高等学校&株式会社イスト。ノミネート理由は、「過労死・長時間労働」が5件、「セクハラ」1件、「リストラ」1件、「不当解雇」1件、「偽装請負」1件。

 

この種のイベントだから、センセーショナルな選考にならざるを得ないのはわかりますが、「セクハラ」で他に一杯事例もあろうものを、「雇用関係」とは全く無関係の女性都議に対する男性都議のセクハラ・ヤジ問題を持ち出すあたりは、「売名的話題づくり」と言われても致し方ないところでしょう。実際今回の「ブラック企業大賞」がニュースに取り上げられているのも、これに引っ掛けたものが多かったわけですし。要するに「ネタ枯れ」で、早くもこんな状況だと「ブラック企業大賞」の寿命もそう長くはないのかもしれません。

 

こういうアプローチは、労働問題解決のための「搦め手」であっても、「大手」「本筋」には絶対にならないと私は思います。ある程度「警鐘」をならせば、役割を意識的に終わらせるべきものなんだろうと(企画委員会の皆さんは全くそう思っていらっしゃらないでしょうが…)。実際ノミネートの陰には、「辛い思いをした生身の労働者」がいるわけですし、思い出したくもないと思っている人がその中にはいると考えるのが普通の「知性」「感性」というものだと思うのですが…。

 

具体的なオルタナティブとしてはこれからこのブログでも提示していきたいと思いますけど、いずれにしてもこういう「非構造的」で「非生産的」なアプローチじゃないものを仕掛けないと。「ブラック企業大賞」という言葉を久しぶりに目にして、そう改めて強く思いました。

 

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