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特定社労士「労働者代理人」の視点

大阪・梅田で「労働紛争解決(あっせん等裁判外紛争解決手続の労働者側代理など)」「就活」「転職」を支援するリクルートグループ出身の特定社会保険労務士が一筆啓上!すべての「働く人」に役立つ知識と知恵をご紹介します。

労働者のためのトラブル予防法。ミスマッチな「働き方」を徹底的に避ける術とは?

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このブログの投稿の大半は、労働トラブルの「事後的な対処法」や「シミュレーション」であるわけですが、本当は労働トラブルに巻き込まれずに過ごすことができれば一番良いわけです。今日はこれについて。

 

いきなり脱線しますが、「格闘技」や「護身術」は横に置くとして、「武道家」が「武道」を修めるのは何のためだか知っていますか?「強くなるため」?いいえ、違います。

 

それは「危険を察知し、回避する」能力を身に付けるためです。実際、「明治維新の三傑」に数えられる木戸孝允は、幕末に桂小五郎と言う名で江戸三大剣術道場の一つ、神道無念流練兵館の塾頭をつとめましたが、新撰組をはじめとする佐幕派の白刃の下を潜り抜ける危機に何度もみまわれながら、ただの一度も剣を抜いて人を斬ることをしなかったと言います。それどころか彼の危機察知能力は芸術的で、あまりに巧みに逃げ切るので「逃げの小五郎」とあだ名された程でした。

 

もちろん悪質な企業と対峙してしまった様な場合、労働トラブルを回避するというのは容易ではありませんが、労働トラブルのかなり部分は、「真性ブラック企業」によってひき起こされるというより、企業が求める働き方と労働者の実際の働き方とのギャップから生まれるていると考えるべきでしょう。これは当然ながら未然に防ぐことができます。

 

新卒入社であれ、転職の場合であれ、人ぞれぞれ状況は異なるでしょうが、労働トラブルに巻き込まれていく人の多くは、「会社の求める働き方」「企業の人材観」への理解が薄い。あるいは理解していても「ブランド」や「報酬」と秤にかけて、結局自分の望まない働き方を求められると分かっていながら、そういう会社を選んでしまうということが非常に多い様に思います。

 

つまりは、自ら危機に近づいて行っているわけです。だから、慎重になれとか、選り好みせよと言っているわけではありません。そうではなくて、なるべく選択肢を持てる環境に自らを置ける様努力しておくこと、そして「あれもこれも」と手に入れたいものを働く前から数え上げるのでなく、働く上で「これだけは譲れない」というミニマムのモノサシを持っておく。この二つが大切であるような気がします。

 

選択肢の中で、そうしたモノサシをあてて「大丈夫」と思ったら、迷わずぐいっと踏み込む。そういうキャリアのあり方が、一番労働トラブルに巻き込まれにくくする予防策ではないか。いろんな人のキャリア相談や労働相談をしていて、そう強く感じます。

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